1984.03.20 撮影 Olympus OM-2 OM-4
国指定重要無形民俗文化財
真桑人形浄瑠璃(まくわにんぎょうじょうるり)
指定・登録年月日: 1984.01.19(昭和59.01.19)
この人形芝居はいわゆる三人遣いの人形浄瑠璃であるが、文楽の影響を受ける前からこれが行われていたことを示す伝承があり、文献にのみ名を残すカシラを現に所蔵し、文楽ほか他の地域では上演できなくなった外題を有し、さらに野外の舞台(専用舞台)で上演してきていることから演技演出に大振りなところがあるなど、人形芝居の変遷を知る上で貴重であり地方的特色もある。
真桑は、岐阜市の西方約八キロの地にあり、かつては真桑瓜の名産地であった。人形はここの物部神社の春の例祭に境内の専用舞台(重要有形民俗文化財、昭和五十年九月指定)で奉納上演されてきている。
この人形芝居は、当地方の灌漑用水に功労のあった福田源七郎(元禄五年歿)の亡魂を弔うために「義民源七郎」を演じたのに始まると伝えられており、・・・・・・・
(文化庁国指定文化財等データベースより抜粋転載)
撮影日付からみて、国指定になってから最初に行ったようです。
徳島にも人形浄瑠璃がありますが、ご当地ならではの演目があります。「真桑誉義農源七郎」がそれです。
尚、トップ写真はピントが合ってない様ですが、手前の始まりを待っているおばあさんに合わせていて、幕に合わせているわけではありません。
この樽見線の奥に谷汲というところがあります。谷汲踊が有名なのですが、現地で見てみたいものです。
2011.3.6 記
特に民俗芸能とは関係ありませんが、電車のヘッドプレートは「忠節」と読めるので、名鉄揖斐線(だろうと思います)の写真です。残雪の山々を背景に走るチョーレトロな郷愁を誘うものでしたので、思わず撮ってしまいました。でも私はン鉄ちゃんではありません。
名鉄揖斐線は今は廃線になっているようですが、岐阜市の忠節駅から本揖斐駅に走っていていたようで、当時の国鉄樽見線と北方真桑駅付近で交差していたようです。
樽見線のどの駅で下車して人形浄瑠璃が行われる物部神社に行ったか定かではありませんが、おそらくは、北方真桑駅で下車したものだと思います。場所的には下真桑になります。
各鉄道線の交差ポイントには名鉄揖斐線八ツ又駅があったようです。
この樽見鉄道の終点に根尾村があります。ここに淡墨桜と呼ばれる桜があります。一度見てみたいとずっと前から思っています。
でも今年中に行かないと、どうやら樽見鉄道は2011年一杯で確実に廃線になりそうです。
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