天気は全般的に良くなかったが、駒踊りやチャグチャグ馬この鈴の音など、実にいい音が溢れていた。
14日の前日祭はさすがに人出が少ない。○○家は茅葺きの古い農家。11歳の少女は可愛かった。
盛岡YHから蒼前神社まで車に乗せて貰ったプロカメラマンの△△氏にも感謝。
記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財
名称:チャグチャグ馬コ(ちゃぐちゃぐうまこ)
種別1: 風俗慣習
種別2: 祭礼(信仰)
公開日:毎年6月15日(※選択当時)
選択年月日:1978.01.31(昭和53.01.31)
(文化庁国指定文化財等データベースより抜粋転載)
と登録された当時は、15日であったが現在は平成13年から6月の第2土曜日に開催日を変更しているようだ。
Olympus OM-2,OM-4
鬼越蒼前神社に8時30分に集合して、盛岡八幡宮(13時55分)までの約5Kmを5時間余り懸けて行進する。
約5Kmの道程は普通に歩けば1時間ほどしかかからないが、これを5時間掛けて歩くのだから、カメラマンの必須条件は、先ず体力。
絵的には、岩手山をバックに田んぼの中を行く行列だろうと思うが、まあ余りにも類型的といえば類型的。写真的にはそうだとしても、いかにも日本的だなあと思わせる風景になる。
心が和むね。
ただ盛岡市内に入ると、絵的には面白くなく、暑くて疲れ切ってしまっている。
美しい風景だと思うが、今はどうなっているのだろう。
本当は、トップ写真にはこの時の少女の横顔を撮ったものを載せたかったのだが、・・・。
さて、その他のことについてもちょこっと書いておく。
「登米」という場所が出てくるが、ここの読み方がちょっと変わっている。地元の人なら当たり前のことだが、私のような旅人となると、何故なのかなあ、と思ってしまう。
宮城県登米(とめ)郡登米(とよま)町、という風に読むが、今は登米市となっている。
この登米郡のときに登米町で郷土芸能大会を見たことがあったが、その時の話は別に讓るとして、ここ一郡だけで郷土芸能大会が開ける程の民俗芸能の宝庫なのである。
登米町は城下町で、ちょっとした他では見られない風景がある。
この町では屋根のスレートに登米に豊富にある天然石のスレートを使っている。東京駅の屋根にも使われているそうで(今もそうかは不明)、登米小学校の屋根もそうであったと思う。
(注:東京駅に使われていたのは,石巻市尾勝産だそうで復元される東京駅にも使用される、というのを2011.6.4 6:00のNHKニュース震災関連でやっていた。)
もう一つの目的は、ここに松笠風鈴というのがあって、是非ともそれを手に入れたいと思ったからだ。
その当時の金額で2000円していたから、かなり高価な風鈴であることは間違いない。
この風鈴は独特の形をしていて、非常に綺麗な澄んだ音色がする。風鈴ごとに音色が異なるから、店でかなり聴き比べて迷った気がする。
さてその風鈴は、今何処。
因みに技法等は、門外不出、一子相伝であるそうだ。
2011.05.14 記
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